2016年2月14日日曜日

もう1ヶ月?まだ1ヶ月?

バヌアツに来て1ヶ月経過
言葉はまだよくわからないまま活動が始まり2週間ほど

職場にて
ある作業中、いきなり旧病棟のブレーカーをショートさせ爆発
その後同僚もブレーカーをショートさせ爆発させる

ちょっとした騒動になる
死んだかとおもった・・・・・気をつけよう・・・・・・ 
メインブレーカーのでかいヒューズを交換する

別の日、朝から停電でオペができないと

新病棟は自家発電が稼動 停電から復帰すると手動で切り替えスイッチを入れなおさないといけないらしい 手動で切り替えスイッチを入れなおすも何かのアラームがきえない

なのでメンテナンスの人が朝から呼び出されていたそう


業務のお話

故障した機器を修理するのはいいが、部品や消耗品なくなったらどうするのかな
ストックもいずれなくなるでしょう  部品だけあって本体壊れてるのもある

オーストラリア製やアメリカ製の医療機器ある程度は消耗品や部品は保健省や直接メーカーから取り寄せ可能らしいが・・・
医療機器の部品や消耗品はオーストラリアの支援関係で納入ルートがあるのだろうか?

中国製やインドネシア製の部品・消耗品調達は難しいと・・・
ちなみに支援で送られてくる機器は現場からはリクエスト出来ないらしい

日本が建てた新病棟は日本製品がたくさんあるが、部品や消耗品は今後どうするとかどうなっているのだろう・・・
医療機器の納入は日本の貿易会社さんのようだが・・・
JICA事務所に聞いてみるもまだわからず

部品の発注やらなんやらもしている同僚の人は出張で他の島の病院にいってていない
いても聞くのにいちいち言葉を考えてきかないと伝わらないし答えられてもよくわからんが雰囲気で理解できるか試みてみよう はよ帰って来てちょーだい・・・

2人のバヌアツ人エンジニアは日本に技術研修にいったことがあるらしい。
郡山にある会社だそう その辺も調べてみよう

現在職場でネットが使えないのでお仕事おわってドミトリーかカフェでネットにて調べるも時々停電にてネット切断

うーむ


病棟をうろうろした時いちいち 

スタッフ : 「おまえはだれだ」 

私 : 「そうです、わたすは・・・」

みたいなのが面倒なのでネームプレートを自分で作ってみた。  
病院のロゴも勝手に作成 それっぽくなった






が、プリンターなくあってもインクない・・・印刷できない 
と、おもったら意外とメンテナンス部事務所にプリンターがありました。


ところで、手術の時、病棟から手術室まで50メートルほど離れた渡り廊下をストレッチャーに患者を乗せて運ぶのだが、なんとも傾斜がきつくこれは危険だし人手も労力もかかる



























で、院長から移動アシスト付のストレッチャーはないかと尋ねられる。

ない  日本のメーカー等に聞いてもないと

そもそも通常病院内を移動するのに傾斜はなく、そのようなものは必要ないので製品としてないでしょうよ

作ってくれてさらにバヌアツに送ってくれそうなとこを探してみよう・・・
だめならあきらめよう・・・

そんなかんじで職場2週間、バヌアツ1ヶ月が過ぎる・・・
私はまだアパートに引っ越せずドミトリーで生活・・・


余談
青年海外協力隊の派遣先で、男性は体重が減量し、女性は増量するらしい

わたしの体重・・・増量している
話が違うではないか!!


2016年2月6日土曜日

赴任

2月1日よりビラ中央病院へ赴任 メンテナンス部門へ配属


だいぶ古くなった旧病棟と日本の援助でたてた新病棟
オペ室と外来、救急、レントゲンや各種検査が新病棟
産婦人科や入院その他が旧病棟

旧病棟                           新病棟
渡廊下

オペ後は患者を旧病棟に運ばなければならない
新病棟には入院機能はない というより病室にするスペースがなさそう
救急処置後の観察室はある



病院の案内図



さすが日本の建物は丈夫でしっかりした自家発電も装備
サイクロン時も新病棟は停電することなく病院機能は保たれたそう
新病棟には納入した医療機器も日本製
除細動器やモニター類、ポータブルのレントゲンも
機器管理業務以外に臨床で救急の補助とかもできるだろうか

旧病棟にはICUがあり、呼吸器2台 1台は古く使ってないけどもう1台はたまに使用するそう
これなら私でも使えそうだ

他旧病棟の医療機器は中国製やインドネシア、オーストラリア製など混在


同僚 
オーストラリアのひととバヌアツのひと6-7人 
(実際何人メンテナンス部門に所属しているのか不明)

みなさんまじめできちっとした仕事をされている

院内の医療機器管理業務

日本の臨床工学技士の機器管理業務と同じような感じ

各国からの支援で納入された機器もたくさん
各機器の部品や消耗品はあるものやないもの
手に入るものや手に入らないもの
消耗品がなく新たに別の機器を使用しなければいけないこともあり、
継続して使用できない問題がある

メンテナンス部門の修理部屋

しかし..........とりあえず言葉がわからない

記録開始

2015年10月8日~12月16日まで長野県駒ヶ根市にて派遣前訓練

2016年1月12日 成田発
13日 オークランド経由にてバヌアツ到着
到着してからJICAのドミトリー宿泊
オリエンテーションやら銀行口座作るやらなんやら
15日からビスラマ語の授業開始 英語もままならぬままピジン英語 不安が・・・・
18日よりホームステイ開始 ホストファミリーの会話ほとんどわからず
28日 ビスラマ語の授業終了
29日 ホームステイ終了